日本に於けるケーリー・バンド(アイルランドのダンスの伴奏専門のバンド)主導の定期的なケーリー(アイルランドのグループダンスのダンスパーティ)の開催を望む根強い声に押されて、2011年6月に結成。定期的にケーリーを主催するケーリーバンドとしては日本初。ほぼ毎月アイリッシュ・ダンスのイベントを開催している。2015年、日本初のケーリーバンドコンペティション、Pat Murphy杯優勝。2016年、アイルランド伝統音楽最大の祭典、フラー・キョールFleadh Cheoilの、日本初の国内予選フェーレFeile ケーリーバンド部門で優勝。同年8月にアイルランド本国で開催されたフラー・キョールのケーリーバンドコンペティションにアジア圏から初めて出場し、コンペティション史上初めてのスタンディングオベーションを受け、現地の聴衆、メディアから絶賛された。
<ケーリー・バンドとは?>
アイルランドの伝統的なダンス、特にセットダンスやケーリーダンスと呼ばれるグループダンスの伴奏を専門にするバンド。ピアノとドラムを含む10名前後の編成が一般的。フラー・キョールのコンペティションにおいては、ケーリー・バンド・コンペティションはフェスティバルの最後に行われる花形で、フルート×2、フィドル×3、アコーディオン、コンサティーナ、バンジョー、ドラム、ピアノが最も標準的な編成。
<ケーリーとは?>
アイルランドの伝統的なグループダンスのダンスパーティ。通常ケーリー・バンドによって主催、進行される。3時間程度の長さが一般的で、盛んな地域のフェスティバルになると800人近くが一斉に踊る。