はじまりの花

アイルランド・北欧の伝統音楽を演奏する3人が、2014年春にna ba na(ナバナ)として新グループを結成。ケルトや北欧圏の伝統曲アレンジやメンバーによるオリジナル楽曲には、美しく瑞々しい日本人の感性が溢れている。須貝知世(木製アイリッシュフルート、ホイッスル)、中藤有花(フィドル)、梅田千晶(ハープ)が奏でる、ゆったりとした柔らかな音色と、心地よいダンスのリズムに彩られた、聴く人にそっと寄り添う音楽。na ba na の3名がアイデアを持ち寄って作った本作はアイルランドや北欧伝統音楽のエッセンスが散りばめられながらも、3人独自のセンスが織り交ぜられた、情緒あふれるna ba naサウンドに仕上がっている。全曲がほぼオリジナルで構成されており、全体のアレンジをハープ梅田が担当。フィドル、コンサーティーナの中藤が柔らかく雰囲気を支え、2人の演奏を軸に須貝が歌うようにフルートを奏でている。日本人の長所とも言うべき、繊細で美しい音色とディテールにこだわったアレンジは、海外の伝統音楽家たちからも注目されている。

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