触感の研究/Analyse de toucher

ハモニカ奏者の清野美土/Yoshito Kiyono をリーダーとしたケルトブルースバンド。 現在パリ在住で欧州のジャズフェスティヴァル等にて活躍しているハモニカ奏者の独特な作曲群と、ケルト音楽内外でも稀代のリズム感を誇る大渕愛子、長尾晃司、トシバウロンによって構成される。 土くさく、ひとつ、ひとつ語るように重ねるハモニカのインプロヴィゼーションは、シカゴブルースの豪快さとケルトの儚さを繋ぎ合わす。 伝統音楽を基にしているとは思えぬほどに四者各々が独立した演奏スタイルをもち、その全体の多様性は高揚感溢れる豊かなアンサンブルとして現れて、人の心に触れる。特殊な楽器編成は、最盛期のエレクトリックブルースのように野太い、新たなバンドサウンドを提示。 自在な疾走感と粘り強さの共存するハモニカとフィドルのユニゾンはトランスやジャムバンドにも通じ、繰り返すほどに上がり続ける強烈な螺旋グルーヴを起こす。

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